何もしたくないと3年間無気力だった私が抜け出すためにしたこと

飽きる マインド
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「ここのところ、何もしたくない、気力がわかない 」そんな風に感じることはありませんか?

特に何かがあったわけでもないのに、急にいろんなことに対して意欲がわかなくなってしまう。

自分でも、何が原因なのか分からないから、そんな自分が嫌で不安になって焦りますよね。

私も過去3年弱、「何もしたくない自分が許せない」と無気力なのにもがいている自分がいました。そこから抜け出したのはつい最近です。

当時の私を振り返ってみて、無気力状態から状況を悪化させないために、何が抜け出すきっかけだったのか?を書き記してみます。

気力がない自分が不安になってしまう

今までごく普通に毎日を過ごしていたのに、突然「何もしたくない、気力もわかない」という気持ちになると、自分が不安になりますよね。

でも現実は毎日やってくるわけで、日々のタスクはこなさなくちゃならない。家でも職場でも迷惑をかけてしまっている気がして、どうにも動けない自分がイヤになる。

動きたいのに動けない。

そんな自分を改善したいからこそ、より焦ってしまいます。

気力がなくなる原因は?

自分の本心では動きたいと思っているのに動けない。気力がなくなるのはほとんどがこの3つに当てはまっていると考えられます。

現実から逃げたい

私の場合は、完全にこのパターンでした。家庭内であれこれ問題が起きていて、どうにも解決できずにいました。その現実から目を背けたいという思いからだったのだと、いま振り返ってみると思います。

私は仕事も家事も全てにおいて、やる気がなくなってしまいました。

仕事でやらなくちゃいけないことはたくさんあるのに、こなすことができずにどんどんタスクは溜まっていく。全部やらなくちゃという責任感もおおいかぶさり無理をしてやりきろうとしてしまう。

心への負担が大きくなりすぎているのに、頭では気づくことができず過ごしていると、自己防衛本能として「これ以上無理したらダメだ」とストップをかけるのです。

ストレスの蓄積

小さなストレスでも抱え込んでしまうと、気づけば大きなストレスになってしまいます。

週末に家族でのイベントがあっても、どうしても気分がのらない。仲の良い友達にランチを誘われても、いく気持ちになれない。

普段の自分から比べて、行動範囲が狭くなってきているのは、知らず知らずのうちにストレスの許容量がオーバーしています。

自分が気づいていない日頃のストレスの積み重ねは、想像以上に実は深刻なのです。

ちなみに私の場合は義母との同居により、小さなストレスが膨れ上がっていました。本当に小さなことなのです。キッチンバサミの置き位置が違ったとか、洗濯機を使おうとしたら使われてたとか、そんな程度のことなのです。

体が疲れている

実際いろいろ無理していると、体自体が疲れ切っていることがほとんどです。

自宅では家事と育児、職場では仕事づくめ。みんなできていることだからという、どうにかこなそうとしているのかもしれませんが、人のできる範囲は人それぞれ違います。

自分ができる量を見極めずにすすんでいると、体が先に悲鳴をあげて「頭が痛い、お腹が痛い、腰がつらい」などのわかりやすい症状としてあらわれてきます。

重症化しないためにも心は休ませようと、気力がわかずになにもしたくない。という気持ちにさせるのです。

気力がないときに私がしたこと

何もしないで休む

一番はこれです。私は一番ひどいと思っていた時期は3ヶ月くらいベットからまともに出ませんでした。

仕事は極力入れないようにしました。個人事業主だからできたことと思われるかもしれませんが、自分が動かなければ即座に売上に直結します。それでも当時は無理に売り上げをあげてお金を稼ぐことも自分を守るために手放しました。

会社員の時はこまめに休暇をとるようにしていたのに、自分でするようになってから、手の抜きどころがわからなくなっていたのだと思います。

ひたすらダラダラする

3ヶ月動けない状態で家で何をしていたかというと、ひたすらアマプラやU−NEXTを見続けていました。

考えることを停止したかったので、ドラマや映画やお笑いなどをずっと見ていました。

3ヶ月続けていたら見たいものは見尽くしてしまって、気づいたら飽きてしまいました。

好きなものにふれる

自分が好きな食べ物を食べたり、音楽を聞いたり、アロマを焚いたり、ペットに触れてみたり。ちいさな好きを少しづつ取り入れてみました。

気持ちが落ち込んでいる時こそ、無理にあげようとしないで、好きなことにふれるとほっとした気持ちになれます。

ほっとした気持ちは安心感です。このちょっとした安心感を積み重ねていくことで、だんだん通常の自分に戻れていきます。

天気や気候のせいにする

気力がわかない時は、気づいたら自分を責めてしまいがちです。

でもそれは悪循環なので・・・

それであれば天気が雨だから頭が痛いんだとか、湿度が高いから体が重いんだとか、夏至や冬至だから調子がいまいちとか、満月だから、台風だからとか。

自分がどう頑張ってもかなわないし変えることもできないものなら、何もしたくないのも諦めがつくいい言い訳になります。

浮上するまで待つ

急に何もしたくなくなった、気力がわかなくなったのと同じように、急にやりたくなる時は必ずきます。

何もしないことに急に飽きる時が必ずきます。気がついたら復活していた!という変化は必ず訪れます。

どうにかしなきゃという焦りで動くことを「あきらめる」という選択をすることで次への進歩につながります。

何もしたくない時はエネルギーを蓄えている時間だと思って、無理をせずにその時を待ちましょう。

気力がないときにやってはダメなこと

自分を責める

以前のやる気のある自分から比べると、今の自分はなんてダメな人間なんだと自分を責めてしまう気持ちはよくわかります。

自分に厳しい人ほど自分を責めてしまいがちです。

自分を否定することは外部からのストレスよりも、より心に負荷がかかります。

そんなときには「まぁ、いいか。しょうがないよね」と声に出して言ってみるのがおすすめです。

ネット漬けになること

ネットサーフィン自体は余計な情報が入ってきてしまい、より自分の不安感を増すことがほとんどです。

ネガティブに物事を考えがちな時は、無意識にネガティブに受け止めてしまう情報をみるようになってしまいます。

余計に思い悩む情報を入れてしまうことで、頭は休まることができずに、疲労困憊状態になります。

デジタルデトックスは普段の時も定期的に取り入れることで、自分の頭と心と体のリセットにもつながりますので、少しづつでいいのでとりいれていきましょう。

まとめ

何もしたくない、気力がわかない、そんな状態に陥ってしまったとき。

周りに置いていかれるような気分になって、自分はなんてダメなんだと責めたり、自分には価値はないのでは?と思い込んでしまうこともあるでしょう。

しかしこの記事を読んでくれているのであれば、どうにか変わりたいともがいている気持ちがあります。本当にただ、ボーッと過ごしているわけではないのです。

いまが抜け出せなくてそこにいるような気分なのであれば、あとは上がるだけなのです。

今はその上がるタイミングを見計っているとき。

ゆっくり休んでも大丈夫です。必ず回復する時は訪れますので、信じて焦らずに過ごしましょう。