11/7(月) 11歳娘、9歳息子コロナ罹患
小5娘が頭が痛いといっているので学校から迎えにきてくださいと連絡が入る。
12時過ぎに学校に迎えにいく。
1人のみ体調不良でも姉弟がいる場合、全員早退させられる。ご時世的な対応なのでこればっかりはしょうがない。
お迎えに行くと娘は顔がほんのり色づいていて、、、かわいい。
というかまぁ真っ赤で、明らかに発熱しているっぽい。測ってみると37.7。
発熱してるだなんて聞いてないよー!学校にいる時は発熱してなかったことに驚き。
昼食を家で2人とも食べさせて娘は部屋で休ませる。息子はこの段階では元気だったのでリビングで遊ばせてた。
が、リビングで遊び飽きて昼寝してから息子も発熱。2人とも夜には39度越え。
各自を隔離させるために部屋を分けることに。
娘は1人部屋だからいいけども息子は夫と一緒の部屋だったためわたしの部屋に寝かせることに。
こういう時になぜ母親が一緒で父親は一緒じゃないんだという疑問もあったけど。
夜中に起きて子供の様子を見て対処するとかできなさそうだからしょうがないかと受け入れる。
いま思えば、そもそもできないじゃなくてやるんだよ!と言いたいところだがいまさらしょうがない。
結果見事にわたしが罹患する要因となった。
11/8(火) 娘解熱
娘は朝には解熱、びっくりするぐらい早かった。軽症ですんでなにより。喉の痛み咳はあるもよう。
息子は変わらず39度。
抗原キットで検査して2人ともコロナ陽性反応あり。
夜に息子は嘔吐したけど熱は下がらず。いつもの発熱だと嘔吐したあとスッキリするのか熱が落ち着くことがほとんどなのに。
息子は高熱で明らかに通常ではない動きを2度ほどしていて不安になった。
部屋中を歩き回る、テンションが高く何か話している、話の内容はよくわからずおそらく夢と現実の境がわからない様子。あとで聞いても覚えてない。
息子にはいつ処方してもらったか覚えていない、アンヒバ坐剤200mgを冷蔵庫に保管していたので7日夜と8日夜に使った。
11/9(水) 息子解熱
息子朝には解熱。
子供たちは2人とも保菌者のためそのまま部屋で隔離。
娘は1人部屋だが息子はわたしと一緒の部屋のため、私自身かかるだろうという覚悟だけは「一応」持っていた。
しかしこの時はまだかかっていないので、子供たちの解熱までが早かったこともありそこまで大変ではないだろうと高を括っていた。
11/10(木)
娘咳のどの症状も落ち着く。息子咳はかなり出ている。
部屋から出られないストレスで私自身のメンタルが落ち込みがちに。
SNSやニュースアプリ、マンガアプリなどをアンインストールする。人との連絡手段をみずから遮断するようにした。
今振り返るとこの段階でこれをしていてよかったなと思う。
11/11(金) コロナ罹患1日目
ついにわたしが発熱。
17時くらいにうたた寝から目を覚ましたら身体の節々が気持ち悪いことに気づく。
この段階で息子は部屋で、夫はリビングでと全員がバラバラの部屋で過ごすことになる。
わが家は4LDKの一軒家で義母を含めて5人で暮らしている。なんとか全員が別々に過ごせるようにできたけど、これできない家だとどうなるんだろう・・・
身体全身の違和感。
・皮膚が布団と擦れる感覚が不快でたまらなかった。
・背面が悪寒のような感覚とは少し違うが痺れるような不快さ。
・熱はあるのに寒い。暑さは感じずむしろかなり寒くて震えていた。
罹患したことを過去体感したことのない体調で悟った。
18:25 37.2
19:30 38.2
19:50 38.9
21:30 38.4 カロナール二錠飲む、足元に湯たんぽ、頭にアイスノン。
22:10 38.3
23:45 嘔吐
0:55 カロナール一錠、嘔吐
5:00 カロナール二錠、朝方嘔吐
継続して寝られない、30分ごとに目が覚める、寝た感覚がそもそもない。身体がつらくて息するたびに苦しくて声が出てしまう。
いつもなら朝まで湯たんぽが温かいのに一晩で2度も温め直した。
それだけ身体の表面は冷えていたんだなと思った。発熱はしているのに。
ひどく重たい生理痛が身体全身で起こっているかのような神経痛。
頭は割れそうなくらい痛い、今までに味わったことのないひどい頭痛だった。
11/12(土) コロナ罹患2日目
9:00に病院の発熱外来に電話するも受付はすでに終了してますと言われる。
9時受付開始でジャストにかけたけど空いてないってどういうこと???といまなら追求したいけど、反論するほどの元気も当時のわたしにはなかった。
市のポータルサイトに電話する。
受信してくれそうな病院をいくつか教えてもらうが電話がつながらず。よほど辛い場合は救急車を呼んでくださいと言われる。
このときはつらかったけど、救急車を呼ぶほどではないかなとまだ思っていた。
10:00 オイコスヨーグルト1/3食べる。バファリン二錠、os1ゼリー1/3飲む。
10:30 37.4
11:30 喉が痛いような気がしてくる。
13:10 レトルトカレー半分、残していたos1ゼリー飲み切る。
15:30 1時間ずつだけど寝れた。
17:00 バファリン二錠 レトルトカレー半分、もはや薬飲むがためだけに食べているだけで食欲はない。
19:50 36.8 皮膚に触れる部分がピリピリして痛い。布団もパジャマもお風呂上がりのタオルも全部が凶器に感じていた。ひどい鈍痛。
23:45 38.1 バファリン二錠。
11/13(日) コロナ罹患3日目
8:35 バファリン二錠、頭の奥に差し込むような頭痛が続く。全身の神経痛、ヒリヒリ感は変わりなくある。
10:45 嘔吐 おそらく食堂の粘膜が荒れて血が出る、嘔吐しても固形物がもう出ない。
11:00 36.9 薬が切れると身体の痺れというか痛みが増す。頭の痛みも強くなる。外傷はないけど頭の中をアイスピックで突然刺されるような感覚が1番近い。
抗原検査キットにて陽性判定出る、パルスオキシメーターを保健所に申請。
17:30 たまご雑炊をおちょこ程度の量食べる。
17:50 37.4 鎮痛剤を飲んでいないせいか身体中が痺れるように痛い、痛みがさらに増してつらい。
20:10 入浴 お湯に浸かって温まると痛みが和らぐ。シャーベットアイス食べると冷えるせいか体が痛くなる気がする。
21:10 ロキソニン二錠飲む。
22:50 36.9 ロキソニンが合わないせいか、鼻がもたつく、気持ち悪い、頭がぼんやりする。その後嘔吐。
この日がメンタル的には1番つらかった。よくなる気が全くしなくて、死んだらこの痛みとつらさから解放されるんだ、ラクになりたいと思って過ごしていた。
11/14(月) コロナ罹患4日目
咽頭痛ピーク、咳は出ない、唾液を飲み込むことすらつらい。
11:00 排便、といってもほとんど出てない。
11:15 神経痛をやわらげるために入浴。
12:00 コーンスープ半分、と思ったが飲めない。
胃が気持ち悪い、吐きたい、お腹も体勢によっては苦しくて痛くなる。
鎮痛剤が気持ち悪くて飲めなくなってしまって、痛みが軽減できず全身の神経痛がつらかった。
ピリピリ ヒリヒリ ジリジリ ジンジン
右太ももから膝下にかけて急に射し込む痛み。背中がキュウっと締め上げられるような感覚。
16:00 37.6
16:03 救急車を呼ぼうか悩んでポータルサイトに連絡。看護師からの折り返しの電話を待つ。
結局コロナは受け入れてくれる病院がほとんどないから自宅療法するしかないと言われる。途中から声出すのがつらくて夫と電話を変わってもらう。
看護師からの指示に従い、鎮痛剤を飲むのをやめる、総合感冒薬と吐き気どめを飲むと言われる。水分がとれなくなっていたので摂る方法を教わる。
16:45 かき氷で少し水分接種。冬なのにかき氷器を出して対処してもらった。喉の熱を下げるために氷枕を喉にあてる。
17:15 総合感冒薬三錠飲む。結局のところこの総合感冒薬も飲んだ後の体調が気持ち悪すぎて続けられず。
11/15(火) コロナ罹患5日目
3:30 喉が焼けるような痛み、違う総合感冒薬のEX錠飲む→効果イマイチでより具合が悪くなる。
6:30 氷食べる。
7:30 喉に冷えピタ→30分くらいで効果なくなる。
8:30 トイレ
薬を飲みたいけど水分を喉に通すのが激痛すぎて飲むのが怖い。氷ですら溶けた水分を飲み込めない。
申請していたパルスオキシメーター届く。
スマホに記載するのがつらい状態になり、詳細が残っていないけど思い出す限りではこの日と次の日が1番身体的に苦しかった。
何よりも水分が取れない、唾液すら飲み込めないという状態が死と隣り合わせということをヒシヒシと感じた。
11/16(水) コロナ罹患6日目
水分が全く取れない、喉が焼けるような痛み、痰が出るがそれすら飲み込めないため洗面器に吐き出し続ける。
そしてその痰が黒ずんだ赤みだったり、鮮明な赤だったり。黄色味がかっている通常ではない痰にひたすら恐怖を感じる。
喉が荒れていたるところの粘膜がおそらく切れていたのだと思う。
声も発することができず、水分がとれないし何も飲み込めない状態で薬も飲めないからもういろいろ詰んだと思っていた。
どうにか嚥下できる方法は?と気力を振り絞ってスマホで検索。
通常だったら1〜2分で調べられるようなことも、30分以上かかっていたと思う。それぐらい通常の何倍も時間かけないとあらゆることができなかった。
スマホを持つのも打ち込むのも読むのもとにかく苦行だった。でも生き延びる術はここにしかないと思って必死。
OS1のゼリーが接触・嚥下障害のある人でも水分接種しやすいと書かれているサイトを見つけて、義母に買ってきてもらう。
まったく何も喉を通らなかったのにゼリーすごかった。飲み込めたときには涙出た。
罹った当初にこのOS1ゼリーは飲んでいたのだけど、なんで経口補水液がゼリーなんだろう?って不思議に思いながら飲んでいた。
数日経ってその威力を実感することに。
ここで昨日仕入れていた薬をすかさず飲むことにした。喉の痛みさえどうにかなればきっとどうにかなるはずだとわずかな気力を振り絞って。
前日に知り合いの薬剤師の人に相談して何を飲めば喉が改善されるのか?を聞いていた。
総合感冒薬に入っている喉に効く成分のみの薬を勧められる。
まさかの表向きは肝斑に聞く薬として出ているもので「え?これ?」ってなった。
が、これがわたしにはちょうどよかったらしく、薬を飲むことによる具合の悪さが起きずに喉にのみ作用してくれて改善がとても早く感じられた。
11/17(木) コロナ罹患7日目
喉の痛みが劇的に改善。痛みはあるものの水分が取れることにただひたすら感謝しかなかった。
あとはもうひたすら寝るのみ。
振り返ってみると薬の合う合わないがわたしにはかなり多く、鎮痛剤はほぼ全部飲んだ後に嘔吐している。
どんな薬でもうけつけられる身体ならこんなに長引かなかったのかもしれない。
とはいえアレルギー持ちなので違和感には人一倍敏感なのでしょうがない行程だったなと思う。
11/18(金) コロナ罹患8日目
お粥を食べられたことに感動を覚える。
夜に嗅覚が作用していないことに気づく。全く香りがわからない。ので味覚もいまいち。
スマホを手に取る気力が戻った。このあたりからYouTubeを見始める。
11/19(土) コロナ罹患9日目
軽めの頭痛と鼻づまり喉の痛みはまだあるものの、立って家の中を動けるようになった。
ただ筋力が落ちて自宅内の階段を昇り降りするだけで息が上がって苦しかった。
嗅覚はダメだけど味覚はどうやら機能していることがわかった。しょっぱい、あまい、辛い、苦い、などが判別できた。
11/20(日)
寝る、YouTube見る、トイレ行く、お風呂入るしかしていない。いまのわたしは廃人だと実感していた。
11/21(月)
匂いが少し感じられるようになる。地味に嬉しかった。
椅子に座ってお粥を食べている時にお尻が痛くて座り続けるのが苦しかった。
どうやらお尻の肉が落ちてしまったらしく、骨が椅子に当たって痛みを感じていたよう。そんなに簡単に肉って落ちるのかとビックリ。
11/22(火)
抗原検査キットでやっと陰性に。
2週間ぶりに近所のコンビニに外出。歩くのにプルプルして10分もせずに帰宅する。
その後
今日(2022/12/01)に至るまで体のだるさはすべて抜け切れていないけど、なんとか通常に戻ってきた感じ。
3キロ痩せて2キロ戻った。
もともとダイエットしていたけど、減った体重を見たとき、痩せて嬉しいという感覚ではなく、やつれてしまって健康味がないことに落ち込んだ。
先日30分だけ近所を散歩したら次の日に下半身が筋肉痛になって、そこまで筋肉落ちたのかと泣けた。
正直コロナは風邪程度だろうとあまく思っていたけど、かかってみたら今まで経験した病気で1番つらかった。
痛みは過去1番は陣痛だったが、あれはゴールがあるというのがわかっているからまだ頑張れた。
コロナは本当に治るのだろうか?このままつらいまま終わるのでは?という生命の危機と恐怖に侵されていたのでつらかった。
通常の風邪でこの症状だったら確実に入院コースだろう。
結局病院にかかることなく終わったけど、わたしの場合は動いてくれる家族がいたのでなんとかなった。
一人だったら確実に危なかったと思う。
ワクチン未接種について
ちなみにワクチンを打ってないから重症化したのでは?とか思う人もいるだろうけど、罹患した今でもわたしはワクチンを打つ気はない。
わたしのような重症化した症状を聞いて、「ワクチン打たないからそこまでひどくなったんだよ」と言ってくる人もいるだろう。
それはそうかもしれないけど人はそれぞれ事情を抱えている。
自分の考えが正しいのだからと正論として相手に強要はしないでほしい。相手の背景も考えてみてほしい。
考え方や事情も人それぞれ。打つ人も打たない人も選んで決めていることだから、正直ワクチンに関してはどちらでもいいといまでもわたしは思っている。
寝ているだけの時にしていたこと
回復期にやることが無さすぎて、かといって動けないから必然的にスマホをいじることになる。
だけど人の投稿やニュースを見ると頭も心も疲れるのは目に見えていた。
ので何をしていたかというと・・・YouTubeを見続けていた。
はまって見続けていたのが、
・カマたくさん
・3人勘女
・ジョーブログ
・サイボーグAD飯岡
・PBOY
・ギュテくん
・いろんな人のルームツアー
・過去の歴史、事件系など
このあたり。無駄に考えたりしなくていいもの、流し見できるようなもの、気持ちが落ち込まずにかといって無駄にテンションが上がったりもしないもの。
いまでも見続けているわたしの癒し動画たち。
最後に
コロナはつらかったので2度とかかりたくないというのがわたしの感想。
コロナ禍でも気にせずあちこち移動していたけど、いまは外出することに恐怖感がある。
とはいえ出かけずにずっといれるわけはないので外出はするけど、以前より行動範囲は確実に狭まった。
自分の行動や考え方を根底からくつがえしてくるコロナ、本当に恐るべし。
できることなら罹らないのが1番だ。