ここ数日体調を崩してずっと横になっていたのが、やっと本日、低空飛行ながらも通常に戻ってきた。
あれこれ考えたいし、したいこともあるけど、体が一度休みなさいといっているのだなと思って、諦めて休むことにしていた。
頭痛がだいぶおさまってやっと思考することができるようになった。
そうすると怪我の功名なのか私のやりたいと思っていたことが明確に輪郭を帯びてきた。
自分がずっと先の未来にやりたいなーとぼんやり思っていたことが見えてきた。
それは何?というと…
『自分のイラストを挿絵にしたエッセイ本を書いて出版したい』
という望みだった。
だけどその夢は、やりたいことリストにはしっかり書いているのに、夢物語的な扱いにして何の行動も私は起こしていなかった。
小さい頃からの思い込み
小・中学校の時に本を書くようになりたいって思っていた時期があった。
本や漫画を読むのが好きで、いつか自分もこんな面白いものが書けるようになったらって。
雑誌や月刊漫画の後ろのページにそういった募集があると、よくワクワクしながら要項を読んでいた記憶がある。(これがわかる人はだいたい年代近いはず)
実は一度小説を書き上げて学校の先生に見せたことがある。
可もなく不可もないと言われたのを覚えている。
それから書くということへの夢は表に出せなくなった。
今思えば別に先生から酷評されたわけではない。だから言われたことなど気にせず書き続ければよかった。
けどその時の私は物を書くことはむいていないんだと思い込んでしまった。
その時の思いが根強かったのか、ずっと今の今まで、私は書くことが苦手だと思い込んでいた。
根深い思い込みが苦手意識を作り出していた。
私には面白いものは書けない、どんなに努力しても読んでもらえない、そんな才能はない。
暗示するかのように自分にそんな言葉を投げかけていたかと思う。
個人で仕事をするようになって、ブログを書くのも書かなくてはならないから書いていたけど、向いていない作業だと思っていた。
日記を書くのも続かないから自分には書く力はないと思っていた。
でも振り返ってみると、なんだかんだでずーーーっと何かを書き続けている。
(今年の手帳こんなに買ってた。今使ってるのはこの中のうちで4つ)
小学生の頃は手紙を書くのが好きでよくやりとりしていたし、中高生は交換日記を数人と続けていた。
大学生になってメールというツールが現れて海外の人とやりとりしたり(日本語で)、地味にその頃から個人でのブログもコツコツやっていた。(いまは更新せずに放置)
よく考えてみたらブログに足を踏み入れたのって相当早かったのかもしれない。
今だってあれこれやっている。
・ワードプレス
・アメブロ
・Facebook
・Facebookの個人グループ
・インスタ
・アナログでは手紙やポストカード
(いやもう、手広くあれこれやりすぎ、そりゃ全部中途半端になるのもわかるわ〜)
私はどのSNSにも同じことを書くのがあまり好きじゃないので、おそらく似たようなことでも全部書き方まで変えている。
それはただの自分のこだわりだけど、そこまでこだわって執着して書くのだろうか、他の人は?って思うとよく見てみたらなかなかそんな人も見かけない。
むしろ同じことをいろんな場所にコピペしている人がほとんどな気がする、私がみる限りでは。
書くことに執着しているから、適当に済ますことができない自分がいたんだなと振り返ってみて思った。
これだけ書いていて、書くのが苦手って「え?何言ってんの?」って自分でも思う。よくよく客観的にみたら。
(最近購入したノートたち。おそらく年内には全部使い切る)
そんなことを体調を崩している期間、布団の中でゴロゴロしながら考えていた。
そして今日、叶うにしろ叶わないにしろ想いを投げておけばいいじゃないかと、あるきっかけで思った。
もしかしたらこの先その想いや願い、夢の形は変わるかもしれないし、そのまま突き進むかもしれない。
でもこの体調不良から浮かび上がってきたものって、きっと大事なもののような気がして。
願いを投げてみることにした。
願いを表に出すのは結構勇気がいる。
バカにされないだろうか?無理だろうって笑われたりしないだろうか?って。
何よりも自分が「いやいや、そんなの無理でしょ!」と思ってしまう。
ずーーーっと自分のやりたいと思った気持ち、気になっていた想いをなかったことにしてきた私が今の私を形作っているのだから、願いは叶いづらいと思うのは当然だなと思う。
だけど今日は、今までなかったことにしてきた想いを「在る」ことにしてみようと思い立った。
何年後かはわからないけど、私のずっとくすぶっていたであろう願いを、日の目に出してあげたいと思って。
「今日が新しい人生の最初の1日」にするために書き記しておくことにした。
『自分のイラストを挿絵にしたエッセイ本を書いて出版する!』
あー、ついに言ってしまった!!!
でも今は表に想いを出したことで楽しい気持ちがまさっているのでそれでよしておく。