数ヶ月前から計画していた家族旅行
子供たちは毎日
「あと〇〇回寝たら旅行だねー!」
と指折り数えて楽しみにしていました。
もちろん親である私もです。
ついにあと数日で出発!って時に、子供がインフルエンザ発症!
「え、どうしよう?」ってなりますよね?
今回私のように疲弊しないためにも、万が一の時に参考にしてみてくださいね。今後のためにも、わかる範囲ですがまとめてみました。
どこに確認を取ればいいのか?
わが家もかなり右往左往させられました。
緊急を要するのに、こういう時っていろいろ調べても、なかなかすぐに知りたいことがわからなかったりします。電話連絡も通じるまでに時間がかかることが多いです。
ただでさえ病院行って看病して、それだけでもかなり疲弊しているのに、さらにあちこちで調べて電話ってもうぐったりです。
航空会社やホテルによっても対応は様々です。1つ1つ調べるのは結構な労力でした。
もちろん病気にかからないように、体調管理することが一番ですが、ウィルス感染ばかりはどこでもらってくるかはわかりません。かかった時に日程変更、キャンセル等であわてないように、参考にしてください。
インフルエンザにかかったら基本的には飛行機には乗れない
これは基本的に学校や職場で規制されている基準に従っています。やはり感染する可能性の高い時期は、乗るのは控えるのが無難です。
熱が下がって元気になったといっても、ウィルスを保菌している時期は感染する可能性が高いです。
特に飛行機内は密室です。飛沫感染(咳やくしゃみで飛んだ唾液等からの感染)を考えると危険なポイントがいくつもあります。飛行機内の衛生状況は他の場所よりもよくはありませんので、通常よりも注意が必要です。
医師の診断書で変更、キャンセルが可能に
医療機関にかかったときに医師から診断書を出してもらえば、キャンセル、返金、日程変更が可能になります。
医師が認めれば、出席停止期間の基準を過ぎていない場合でも、認められることがあります。ただその場合、医師の診断書が必要になることがほとんどです。原則として、あらかじめ決められている期間が経過していない場合は、飛行機に乗ることはできないと考えるのが無難です。
利用する会社によって対処はまちまちですが今回調べた航空会社の回答を記載します。
ANA
・病気などの理由で変更払い戻しをする場合は、「搭乗日に飛行機に搭乗できないこと」が記載された医師の診断書の提出が必要。
・予約便出発予定日から30日間以内の便への変更が可能。
・払戻手数料取消手数料を適用せず全額払い戻しが可能。
・同行者が病気や怪我になった場合も、同じ対応で払い戻し変更が可能。
https://contact-jp.ana.co.jp/app/answers/detail/a_id/5477/c/2101
JAL
・病気などの理由で変更払い戻しをする場合は、「搭乗日に飛行機に搭乗できないこと」が記載された医師の診断書の提出が必要。
・予約便出発予定日から30日間以内の便への変更が可能。
・払戻手数料取消手数料を適用せず全額払い戻しが可能。
・同行者が病気や怪我になった場合も、同じ対応で払い戻し変更が可能。
http://www.jal.co.jp/dom/change/normal.html
ジェットスター
・体調不良により搭乗できない場合は、バウチャーでの払い戻し、または変更手数料がかからず変更できる場合がある。
・医師からの「フライト期間中は渡航不可」と記載がある診断書を用意して、以下のフォームから、必要書類を添付し申請する必要がある。
http://www.jetstar.com/jp/ja/customer-service-portal-eforms/compassionate-request
エアアジア
他の航空会社より少し緩く感じます。とはいえ心配であれば、事前に確認するのが無難ですね。
https://www.airasia.com/jp/ja/at-the-airport/guests-with-medical-condition.page
バニラエア
ANAの子会社なので、対応はそれに準ずると思います。しかしLCC 航空会社のため、こちらも事前に確認してください。
https://www.vanilla-air.com/jp/support/faq/manage-booking/017
変更・キャンセルの手続きは早めに行いましょう
いざ航空会社に連絡しようとしても、電話がなかなか繋がらなかったり、メールの返信も数日あけてくることなどがあります。
インフルエンザを発症した段階で、今後のスケジューリングを確認し、すぐに対応することが望ましいです。
そしてインフルエンザに限らず、その他の病気も 対応してくれることがほとんどです。体調がイマイチな状態であれば、無理に強行突破せずに他の選択肢も考えてみるといいですね。今回私は日程を後ろにずらして全員健康な状態で旅行に行くことができました。
まとめ
実は私も数ヶ月前から予定していたせっかくの旅行なので、解熱しているし飛行機には黙ってのることもありかな?と頭をよぎりました。しかし今回の航空会社の対応で、本当に助けられました。
前にも記載しましたが、実際に乗ってみると飛行機内はかなり衛生環境を整えるのは難しいと感じました。インフルエンザなどの感染被害は、確実に広がっていく可能性が高いです。
感染を広げてしまうかも、さらに他の菌をもらってしまうかも、などと不安を持ちながら旅行するのは楽しくないですよね。そんな思いで旅行を進めるよりも、健康な状態に戻った後に楽しく旅行を進めていきたいですね。