読書に集中できないのは飽きっぽいからが本当の理由ではない

つんどく メンタル
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本を買っては読みきれずに本棚に並べているだけ。本の数は増える一方で、並べられている本の背表紙を眺めることで満足しているという状態です。

 

前にも本を買っているのにまた新しく買ってしまった。本の蓄積はちょっとした罪悪感の蓄積でもあったようです。

 

以前はできていたことが今はできないもどかしさ

つんどく

 

仕事に家事に育児の優先順位が先で、読書にさける時間はすきま時間程度。しかも集中力が続かなくなったのか進みが遅く、1冊読み切るのに気づくと数週間かかることもザラ。読みきれずにまた本棚に並べておくだけになっています。

 

最近だと本を読もうと時間を作っても30分と続かず、途中にスマホをいじってしまったり、LINEやFacebookを眺めてしまったり。気づけば数ページも進んでいないこともよくあることです。

 

学生時代は読書するのが本当に好きで、気づいたらい1日に3冊読んだりすることもあったのに。読めていないのにも関わらず、いまだに本屋さんやブックオフなどに行くのは大好きで、その時間は至福の時です。

 

飽きやすい自分のせいと勘違いしていた

読書

忙しく時間がないから?

時間が有り余っている学生時代だからこそ読書が好きなだけ時間を気にせずできていました。今は忙しすぎて時間がないというのが理由なのかしらと思ったのですが。でも本当にすごく読みたい本だったり、気になる本は時間がなくても読むことはできています。

 

飽きっぽくなってしまったから?

それも違うような・・・。飽きっぽいけど興味がたくさんあるということは私は自分の長所としてとらえています。物事への興味が薄れてしまったというわけではないのです。読書に飽きてしまった!というわけでもないのですね。

 

環境が変わってしまったから?

周りの環境は大激変してスマホ、インターネット、SNS、動画、山のように情報を得ることができるようになっています。

 

実は時間がないのではなく情報量が増えすぎたというのが本当のところではないかと思い始めました。

 

自分の気になる分野が増えたということは、必然的に読みたいと思う本も増えていきます。しかし欲しい情報量にたいして消化できる時間は限られているからです。

 

 

読書することの自分自身の本当の意味合いとは?

読む

以前はあったと思っていた集中力がなくなったと感じ、自分は堕落してしまったなぁと思うようになり、のめり込んで読んでいた自分を知っているからこその、過度な自分への期待感。もどかしさや、悲しさ、悔しさが渦巻いていました。

 

そして私はなぜ読書がしたいのだろうか?ということを考えてみました。

 

それは自分の知らないことを知りたいという欲求からきていたもので、以前は本を読むことでその欲求は満たされていました。

 

知識を増やすのが好きであれば、読書じゃなくてネットの世界でも構わないのでは?検索エンジンに入力したら、いくらでも答えが出てくる時代です。

 

昔は読書が大好きだったけれども今はできない、でもしたい。この「でもしたい」はよく探ってみると「しなければ」という思い込みにすり替わっていました。

 

読書がしたいにフォーカスしすぎていて、読書することで知識を増やしたいという、本来の目的からずれてしまっていたのです。

 

どうすれば飽きることなく読書に集中できるのか?

スマホ

環境を整える

スマホなどからの情報よりも、どうしても読みたい!読書に没頭したい!のであれば、環境設定の問題です。本を読みたいと決めたらスマホを近くに置かない、通知をオフにするなどの対策をとればできるようになります。

 

読書が難なくできていた時と環境が変わっているのであれば、自分自身の周りの環境も今の状況に合わせる。そうすれば以前のように読書することだって可能なはずです。

 

無理に読まなきゃと義務感にしない

そもそも買ったら全部読まなくてはいけないという思い込みが強かったようです。今読みたいと思っている興味が、1時間後まだあるとは限りません。人の気持ちはその日その時間によって違ってきます。買ったら読み終えなくては!という思い込みは必要ないのです。

 

気になったところだけピックアップして読むだけでも十分。これを読んだ時楽しいだろうな、という自分のアンテナが立った時の気持ちのために購入するだけでもOK。手元に置いて眺めているのが私は嬉しいの!であればそれで構わないのです。

だから読み終わらない本が、本棚に並べられていてもいいのです。

 

まとめ

光

色々試してみて、集中できる環境に整えても、それでも読書が続かないのであればその本自体は合わなかったということ、ただそれだけです。自分にぴったりな本に出会えれば環境を整えれば読めるようになります。

 

読書の仕方だって今では相当変わってきています。電子書籍があればスマホ1つの中に本を何冊も入れておくことができます。その日の気分で読みたいものを選べますよね。わからない言葉が出てきても、検索機能ですぐに調べることもできます。

 

Kindleだと読み上げ機能があるので、ご飯の準備をしながら、車を運転しながら、など結構使えます。満員電車で本読むなんてとても無理!な場合でもスマホから聞き流すこともできます。(読み上げ機能の設定方法がこちらに出ていたのでのせておきます♡)

 

その時その時に自分の心地よい方法に合わせて、ツールも選ぶことができるといいですよね。